医療がめざましい進歩をとげている近年。癌の治療法も様々な方法が確立されたり、特効薬、抗がん剤も多様なものが開発されてきた。しかし、やはり「癌」という病名には恐怖がつきまとうのも事実だ。
その理由とししては、癌での死亡率が他の病気に比べて高いということが言える。実際、癌の患者も増加傾向にあり、原因として日本人の高齢化・喫煙・食生活の変化・・・など様々なことが世間で言われている。もちろん、癌にならないように生活を改善したり、ストレスを溜めないような生活を心がけたりといったことは大切である。しかし、遺伝的な体質や、避けられないものは仕方がないというのも事実。
もし自分が癌という病気に侵されてしまったら・・・。やはりうまく癌と付き合っていくのが最善ではないだろうか。手術で取り除ける腫瘍ならそれが一番だが、例えば腫瘍がそれ以上大きくならないよう(活性化しないよう)に、抗がん剤や化学療法、免疫療法など利用して共存していくというものだ。もちろん家族や身近な人の協力や支えも必要だが、癌患者にとって何より支えになるのは他の癌患者と痛みや苦しみを共有したり、他の患者の治療体験を聞くことではないかと思う。
そうはいっても、なかなか身近に体験を共有できる患者がいるとは限らない。そこで注目されるのが、がん治療と向き合う人の情報サイトである。このサイトには癌の病気についてや、様々な治療法の説明、専門病院の情報、他患者との交流の場が設けられている。癌という病名を告げられて不安に思ってどうしていいかわからないという人も、こういったサイトを訪れることで、前向きに癌と付き合っていく心構えができるのではないだろうか。